2021/03/01 12:30
みなさん、はじめまして。
「ヤドリギ」という屋号で、高知の山奥で夫婦で林業を営む川端 俊雄と聖佳です。
写真は、私たちの暮らす集落に流れる汗見川という清流の写真。
エメラルドグリーンに輝く、澄んだ水の色が楽しめる、空気がとてもきれいな場所で、お茶づくりを行なっています。
愛用させていただいている、このECショップ「BASE」にブログ機能がついたので、これからお茶に関するお知らせなどがあれば、こちらでも更新をしていこうと思います。
2021年2月現在、現在は「黒文字茶」「土佐薪火三年番茶」の2つの商品に力を入れて販売しています。
いずれも山から生まれた自然の恵みで、それぞれのお茶が生まれたのには理由があります。
土佐薪火三年番茶は、高齢化で手付かずになった茶畑を活用し、荒れ果てて、獣害の温床となってしまった茶畑を再生するために作りました。
ただそれだけでなく、薪を使ってじっくり焙煎をすることで、人の体にとっても優しい、ほっこりとした味わいのお茶に仕上がっています。
黒文字茶は、私たち夫婦が林業を営む上でどうしても伐らないといけなくなったクロモジの木をどうにか活用できないかと試行錯誤で生まれたお茶です。
私たちが暮らす地域には杉ヒノキの植林が多いですが、その1本1本の木を安全に伐採を行うために、寝かす木の周辺の雑木と呼ばれる細々した木は、自分の安全な足元確保のために切ることが多いのです。
そのまま土に還す選択もできましたが、日本古来からあるこの和ハーブ「クロモジ」を使って、私自身も大好きなお茶にし、みなさんの日々の生活に取り入れてもらいやすい形にすることで、少しでも日本の山に想いを馳せてもらえたらと思って作ったお茶なのです。
そんな風に、それぞれにストーリーがあって、どれも作った商品。
ぜひこのサイトを知ったご縁で、お飲みいただけたらとっても嬉しいです。